※レッスン中は出られない場合があります
講師 塩谷遥
塩谷ピアノ教室 講師
塩谷 遥
( しおや はるか )
~月曜・水曜・木曜担当~
自己紹介
音楽が大好きだった幼少期、ピアノを始めたきっかけ
私は1歳頃から音楽が流れると嬉しそうに身体を動かすような子供だったようです。母がピアノ講師であったこともあり、ピアノや音楽が身近にある環境で育ちましたが、私がピアノを習うようになったきっかけは、4歳になった頃に母が見つけてきてくれたリトミック教室での音楽の楽しい体験だったように記憶しています。音楽に合わせて身体を動かしたりお歌を歌ったりするレッスンが楽しく、毎週、リトミックの日を迎える度に朝からそのワクワクする気持ちを両親に話していたそうです。
その頃から、自宅でもピアノをぽろぽろ好き勝手に弾くようになり、幼稚園の鼓笛隊のキーボードを担当したことで尚更ピアノへの興味が高まり、母にピアノを習いたいとお願いしピアノの個人レッスンを受けることになりました。
私の気持ちをうまく伸ばしてくださった恩師と母のサポート
私を導入期からご指導くださったピアノの恩師は、毎週沢山の曲や課題をくださる先生でした。当時幼かった自分に対してはかなりの宿題の量が出ていたそうですが、レッスンにどうしてもついていきたい、どんどん曲が弾けるようになりたい、という私の強い気持ちをうまく伸ばしてくださるような、そんなエネルギッシュかつご自身も音楽の勉強に貪欲、チャレンジャーなあたたかいお人柄の先生でいらっしゃいました。
家での練習では、この膨大な量の宿題を全部やっていきたいという私の気持ちを汲み取ってくれた母が、毎日の練習を癖付けしつつもうまくサポートをしてくれたため、恩師とこうした環境に恵まれ、ピアノを弾くことがどんどん好きになりました。
ピアノを通して積み重ねた経験が自分の人生に活きているという実感
日々のレッスンの他、発表会や勉強会、コンクールへの出場を通して、本番に向けて目標を定めてコツコツと努力することの大切さとその難しさ、大変だけれどそれを乗り越えた先にある景色、弾けるようになった、自分のしたい表現に近づけた、と実感できた時の喜びの大きさ、、、などなど沢山の経験をしました。
そういった小さな経験の積み重ねを経て身についた習慣や自身の考え方、物事に対する姿勢が、今までの自分の人生に活かせていると感じることは沢山あります。
音楽高校と音楽大学への進学、ドイツへの留学
そして音楽の道に進むことを決意して音楽高校、音楽大学に進むことになりますが、そこでは専門性を追求することの面白さ、音楽を深く勉強することについて学びました。高校・大学でも私は恩師に恵まれ、今の私の音楽観を、人間としての在り方、音楽に謙虚に向き合う姿勢など本当に沢山のことを教わりました。
その頃から本場の音楽を現地でいつか学びたい、と留学に対する憧れを抱き、大学卒業後、ドイツへ留学をし研鑽を積みました。留学生活の中で学んだ様々なことも私の一生の財産となりました。留学中は特に、とにかく沢山のレッスンを受けて、演奏経験を積みました。
本場で学んだ「本物の音楽」をお伝えするレッスンで、生徒様の実力を確実に伸ばします
また留学中を含め、帰国後も様々なホールや会場でコンサート活動を続けさせていただいていることは、本当に現在の私の糧になっています。4年の留学期間、本場の音楽を学ぶ中で、自身も吸収して来た「本物の音楽」をお伝えするレッスンを日本でも広めたいと思うようになり、帰国後も後進の指導にあたっております。
私のレッスンでは、自身の経験を活かしてお伝えすることのできる内容のレッスンで、生徒様の実力を確実に伸ばしていきます。
現在、ピアノ初心者の方から、経験者の方まで、小さいお子様から大人の方まで幅広い生徒様がいらっしゃいます。
生徒様にはそれそれ目標があるかと思いますが、それぞれに寄り添いながら、その方に合ったレッスン内容でレッスンを進めております。
生徒様の人生に豊かな彩を
技術や音楽性だけでなく、ピアノ以外の要素として共通して一番大切にしたいと私が思うことは、子供の生徒様であれば「こころ」を育てること、大人の生徒様であれば音楽を通して人生に豊かな彩を感じて頂けるお時間を提供させていただくことです。
生徒様と心を通わせられるよう、丁寧なコミュニケーションを大切に
努力を続けていくには時に忍耐も必要ですが、その先に「頑張ってよかった」と思える体験や喜びを味わって欲しい、そのために生徒様と心通わせられるようコミュニケーションを丁寧にとることを大切にしております。それが生徒様の喜びやこころの成長、豊かな未来につながっていくと信じて、生徒様と向き合っております。
経歴
桐朋女子高等学校音楽科(男女共学)、桐朋学園大学音楽学部音楽学科ピアノ専攻を卒業後、渡独。ニュルンベルク音楽大学大学院コンサートソリスト科修士課程、マイスタークラッセ(博士)課程を修了しドイツ国家演奏家資格を取得。これまでにピアノを霜浦百合子、霜浦陽子、故・林秀光、新井博江、田部京子、ヴォルフガング・マンツの各氏に、リート(歌曲デュオ) をマルチェロ・アマラル、室内楽をマッシミラノ・マイノルフィー、声楽を丹藤麻砂美、作曲を法倉雅紀の各氏に師事する。第 17回北関東ピアノコンクール第1位併せて最優秀賞、第8回東京ピアノコンクールコンチェルト部門第2位、第14回トレヴィーゾ国際ピアノコンクール(イタリア) 第3位、Mozartverein1829室内楽コンクール(ドイツ)第2位受賞他。学内成積優秀者による高校卒業演奏会、大学卒業演奏会、第88回読売新人演奏会、銀座山野楽器セレクションコンサートなどに出演する他、湘南チェンバーオーケストラと共演、国内外の各地で演奏活動を行う。留学中よりピアノカフェ・ショパン、ピアノカフェ・ベヒシュタイン、代官山教会、めぐろパーシモンホールなどにてソロリサイタルを開催。完全帰国後、町田市小野路のピアノカフェ・ショパンにてレギュラーピアニストとしての定期的なコンサート活動をはじめ、町田市立国際版画美術館でのプロムナードコンサートや100万人のクラシックライブに出演するなど、地域での演奏活動も精力的に行っている。また、都内自宅や音楽教室にて後進の指導にもあたっている。